〜ゲームについて素人から知れる、作ろう〜 アイディア検討(ゲーム制作ツール「machination」:実践編その3
「machination」StateとConverter
前回は確率操作について学びました。
それで今回は新しいGraphについて学んでいこうと思います。
ということで早速新しいGraphの紹介!
sourceの二つ右の横向きの三角に縦線が入っているもの(converter)をドローイングエリアに出してみましょう。
そしてそれをpoolと繋いでみてください。その時poolからconverterに向けての矢印になるようにします。
それからこのActivationを二重丸に、poolを新たに出してconverterから新しいpoolに向けてFlowを繋げてください。
この新しいconverterに関しては後ほど説明をするので、いったん脇に置いてください。
というのも、ここでさらにもう一つ新しいGraphを使います!
Flowの隣、点線矢印です(State)
これはFlowと違い、矢印先にresourceを直接送るのではなく、矢印先の状態を変化させます。とりあえず百聞は一見にしかず。
これをpool2から50%となっているFlowに繋げてみてください。
それからrun!
poolにresourceがいったところでconverterをクリックで起動!
すると、、、、
50%が51%になった!!!
そう、Stateは矢印のその先の状態を変化させるんです。(デフォルトで+1、labelを変えると変化する)
pool2にresourceがたまればたまるほど確率が上がっていく。
ここで先ほどのconverterに戻りますが、converterは入力を受けるとresourceを出力します。
ここであえてresourceが入るとresourceが出ると言わない理由がわかるのが次のパターン。
poolからconverterへ繋いでいるFlowのlabelをD1+1としてみてください(これは常にresourceを2個だす、2個受け取るというもの)。
この状態でrunからpoolにresourceが2個たまるのを待ち、converterをクリックすると、、、、
はい、pool2に一個しかresourceがいっていないことがわかります。
このため入力を受けると出力すると言う回りくどい言い方をしたんですね。
ちなみにpoolに2個溜まっていな状態でクリックした場合も、適切な入力が得られていないということでresourceが出力されません。
しかしresourceが一個無駄に消えてしまうと言うわけではなく、次に一個入力されると合計2個と言うことで入力を受けた扱いとなり、出力がされます。
Flowと比較して、converterの性質はなかなか難しく、一度でわかるものではないかもしれません。
今後の記事での触れていく予定ですが、できれば自分であれこれいじってみて慣れていくのが一番良いかと思います。
今回Flowの値をいじれるようになったということで補足事項。
Flowのステータスにminとmaxがあります。
これはそのまま最小値と最大値。
最大を100.00にして、Stateを+10にして実行してみると
このように100以上になりません。
最後に、、、
途中2個の出力に関してD1+1という表記を使っていましたが、実は普通にlabelを2にすれば同じ結果が出ます(笑
一応Dに関しての考え方はわかっている方が良いのでわざと最初はDで表記していました。
ここで謝罪いたします(土下座
次回はついにグラフ制作に関して触れていくかと思います。
では今回はここまで。
次回またお会いしましょう!
またね!